ワーキングホリデーで海外に滞在する際、生活費は気になるポイントですよね。渡航先によって異なるものの、基本的な出費はどこでも発生します。今回は、ワーキングホリデーの代表的な滞在国での生活費の目安と、上手に節約するためのコツをご紹介します。
1. 主な生活費の内訳
家賃 ワーキングホリデーでの滞在中、家賃は大きな負担です。都市部か地方か、シェアハウスかプライベートな部屋かによって異なります。例えば、オーストラリアのシドニーやカナダのバンクーバーでは、シェアハウスの家賃は週にAUD 150〜300程度が一般的です。
食費 自炊か外食かで大きく変わりますが、一般的には自炊を中心にすることで、月にAUD 200〜300で食費を抑えられます。外食を多くするとその倍以上かかることも。
交通費 都市によって公共交通機関の料金は異なります。オーストラリアでは、月にAUD 100〜150ほどの交通費がかかることが多いです。自転車や徒歩で移動できるエリアに住むことで、大きな節約が可能です。
その他の費用 通信費(携帯電話やインターネット)、レジャー費、保険なども考慮する必要があります。携帯料金はプリペイドプランを選べば、月にAUD 30〜50で済むことが多いです。
2. 節約術
① 住居費を抑えるコツ 家賃はワーキングホリデーの生活費の中で最も大きな出費です。節約するためには、次のような選択肢があります。
- シェアハウスを選ぶ:家賃を抑えつつ、現地の人や他のワーキングホリデー参加者と交流できるので、一石二鳥です。
- 郊外に住む:都市部は家賃が高いため、公共交通機関を使って通える範囲の郊外を選ぶと、かなり安く済みます。
② 食費を賢く節約 外食を減らし、自炊をメインにすることで食費を節約できます。以下の方法を試してみましょう。
- 地元のスーパーマーケットを利用する:現地のチェーン店を使い、特売や割引日を活用しましょう。まとめ買いや大容量パックもお得です。
- フードシェアアプリを使う:余った食材を安く手に入れたり、地元の人々と分け合うアプリを活用することで、食費を削減できます。
③ 交通費の工夫 公共交通機関の利用は必要ですが、以下の方法でさらに節約できます。
- 定期券を購入:滞在するエリアの公共交通機関で定期券を購入すると、毎回の交通費を大幅に抑えられます。
- 自転車や徒歩を活用:特に都市内であれば、短い距離なら自転車や徒歩での移動が便利です。自転車を安く手に入れる方法としては、フリーマーケットや中古品を探すのが良いでしょう。
④ エンターテインメントや娯楽費を抑える ワーキングホリデー中でも、楽しむ時間は必要です。しかし、娯楽費も意識的に節約できます。
- 無料のアクティビティを探す:現地の博物館やギャラリー、自然公園など、多くの無料のアクティビティがあります。イベント情報を調べてみましょう。
- 学生証や割引を利用:学生割引や、ワーキングホリデー参加者向けの特別価格が提供されていることもあるので、利用してみてください。
3. 滞在先による生活費の違い
国や都市によって生活費は異なりますが、ワーキングホリデーで人気のある国の生活費目安は以下の通りです。
- オーストラリア:月額約AUD 1,500〜2,500
- カナダ:月額約CAD 1,200〜2,000
- ニュージーランド:月額約NZD 1,200〜2,000
- イギリス:月額約GBP 1,200〜1,800
都市部ではやや高くなりますが、郊外での生活や節約術を駆使することで、出費を抑えつつ、充実したワーキングホリデー生活を送ることが可能です。
まとめ
ワーキングホリデーでの生活費は計画次第で抑えられます。家賃や食費、交通費など、主要な出費を意識しながら、上手に節約していくことで、より快適で充実したワーキングホリデー生活を楽しんでください。節約しつつも、現地での経験を最大限に活かすために、工夫をこらしてみましょう!